「マシーン日記」@東京芸術劇場シアターイースト

舞台をみる。
松尾スズキ 作・演出 マシーン日記 東京芸術劇場http://www.geigeki.jp/wp-content/uploads/2012/12/a9befb7ab2adee735ccb1492586d6325.jpg

作・演出:松尾スズキ
出演:鈴木杏,少路勇介,オクイシュージ,峯村リエ

芸術劇場リニューアル後、行くのは初。リニューアルは 2012/9/1(参考記事)、改装中期間もいれると、随分久々の芸劇。シアターイーストって昔の小ホールなわけだが、以前よりは椅子のすわり心地はよくなってる感じ。劇場全体も印象かわってる。改装したんだから、そりゃそうだが。

観劇予報 : 松尾スズキ演出の『マシーン日記』、3月に東京芸術劇場シアターイーストで上演。

松尾スズキが描く、恋愛カタストロフィの決定版『マシーン日記』が、東京芸術劇場リニューアル記念公演の最後を飾って3月に上演される。

この作品は、劇作家、演出家、俳優、小説家、映画監督としてマルチに活躍する松尾が、1996年、片桐はいり主演のトム・プロジェクト公演のために書き下ろして演出したもの。上演と同時に評判となって、すぐ翌年に再演された。松尾は97年に『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で岸田國士戯曲賞を受賞しており、過激な暴力性や差別を笑いのまな板に乗せる攻撃性、詩情と呼ぶしかない生きることへの切ない覚悟などが、見事に融和した時代の傑作の1つである。

登場人物は4人。小さな町工場を営む兄アキトシ、ある理由から兄によって監禁されている弟ミチオ、兄の妻サチコ、彼女の元・担任で工場にパートとしてやってきた女ケイコ。社会から弾き落とされた、あるいは自ら背を向けた彼らの発熱する愛憎は、やがて町全体へと広がっていく。
2001年の再々演では松尾と阿部サダヲが兄弟を演じ、また、元・担任役は過去3回とも片桐はいりが演じていた。今回は全キャストを一新、新たな決定版を目指す。さらに本作品は、東京芸術劇場での公演のあとフランスで上演が決まっていて、松尾作品にとって初めての海外上演となる。

今回の再演のために集まったキャストは、舞台を中心に活躍する個性豊かな俳優たち。天才的な女優として蜷川幸雄鈴木裕美いのうえひでのり長塚圭史らの舞台で活躍している鈴木杏。松尾や宮藤官九郎から信頼の厚い注目俳優、大人計画少路勇介。『ふくすけ』など最近の松尾作品に欠かせない存在で、自らも劇団を主宰し脚本・演出も手掛けるオクイシュージ。そして所属のナイロン100°Cをはじめ野田、宮藤、長塚作品や映像で活躍する峯村リエ。この4人が松尾ワールドを体現すべく集結した。

松尾スズキ作・演出による『マシーン日記』が約12年ぶりに再演、キャストに鈴木杏ら - 舞台・演劇ニュース : CINRA.NET

東京芸術劇場のリニューアルを記念して上演される『マシーン日記』は、1996年に初演されて以来、これまで2度にわたって再演されている松尾の代表作のひとつ。小さな町工場を営む兄と、ある理由から兄によって監禁されている弟、兄の妻、彼女の元教師で工場にパートとしてやってきた女の4人を巡る愛憎劇だ。

約12年ぶりに再演される今回は従来のキャストを一新し、舞台を中心に活躍する俳優たちを起用。兄の妻・サチコ役に鈴木杏、弟・ミチオ役には宮藤官九郎作品や長塚圭史演出作品でも活躍する少路勇介、兄のアキトシ役には松尾作品で常連のオクイシュージ、パートの女・ケイコ役にはナイロン100℃峯村リエと実力派が名を連ねる。

いかにも松尾スズキ的な不条理で、登場人物が壊れてて、よくわからん舞台。

芸術劇場前の公園で豊島区のイベント。そうそう、ここではしょっちゅうイベントやってたね。
新しくなった芸劇さん、また、よろしく。