空想科学読本 /柳田理科雄、サイエンス・インポッシブル /ミチオ・カク

風邪なのかなんなのか、昨日、午後(仕事中)から急に体調がおかしくなって、今日は一日ひきこもり。
今日は天気よかったにもったいなかったなぁ、まぁ、しょうがないです、体が資本なので、できるだけ無理はしないようにしないと。
というわけで、今日、じゃないけど、読んだ本。

空想科学読本〈1〉 (空想科学文庫)

空想科学読本〈1〉 (空想科学文庫)

空想非科学大全 (空想科学文庫)

空想非科学大全 (空想科学文庫)

ウルトラマンガメラゴジラ仮面ライダーマジンガーZコンバトラーV などなど、空想科学、特撮ものの設定、技、技術をいかにありえないか、本気でやろうとしたら、こうなっちゃうよ、と軽い口調で紹介。
結構、考え方が科学的にもおかしくない?というところもなきにしもあらずで、SF作家 山本弘による『こんなにヘンだぞ! 空想科学読本』なんて本もあるらしい。以下、山本さんのページ。

まぁ、ネタなんだし、そんなに正確じゃなくてもいいんじゃない、個人的にはそれなりに笑えました。おすすめか、というと、多分、他の人にはすすめないけど。
SF世界の話が現実的にどうなのよ、というのでおすすめするならこちら。

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

目次
1. 不可能レベルI
* フォースフィールド
* 不可視化
* フェイザーとデススター
* テレポーテーション
* テレパシー
* 念力
* ロボット
* 地球外生命とUFO
* スターシップ
* 反物質と反宇宙
2. 不可能レベル II
* 光より速く
* タイムトラベル
* 平行宇宙
3. 不可能レベル III
* 永久機関
* 予知能力

この本はすごいぞ。ネタじゃないぞ。

「目次」にあげられている、SFにでてくるようなテクノロジーが、今の物理科学からみて、どの程度実現不可能なのか、どうなれば可能となるのか、どういったレベルなら可能なのか、最先端の物理、科学の研究をひきながら、とてもまじめに論じている。

「不可能レベル1」は、「現時点では不可能だが、既知の物理法則には反しておらず、今世紀か来世紀には可能になる」レベル。
「不可能レベル2」は、「ギリギリ現在の物理法則で理解できるが、実現するのは数千年から数百万年先」というレベル。
「不可能レベル3」は、「既知の物理法則に反する」テクノロジー

念力も不可視化もテレパシーなどなど不可能レベルI なのかよ!!
内容については、以下参照。