アンドレアス・グルスキー展@六本木 新国立美術館

先週、8/4の話を今頃書いておく。
ドイツの写真家、グルスキー展をみる。
gursky.jp
アンドレアス・グルスキー展|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
いや、これはすごい。
ツール・ド・フランスという写真では、写真の下の方は、景色を上から見下ろした感じで、上のほうは下から見上げたようになっていて、それが体よりおおーきな一枚になっていて、なんとも不思議な感覚。平衡感覚が狂わされるような。人がありんこみたいで個性を消しているようでいて、よくよくみると、それぞれの少女に特徴があるピョンヤン、という写真もあり。
なんだか、微妙に、”ひっかかり””違和感”を感じる写真たち。違和感といっても悪い意味じゃなく、体験したことのない新しい感覚、という意味で。
写真をベースにしつつ、おもいっきりデジタル加工しまくり。
そういう意味では「写真」というくくりとも違う、写真をつかった絵画、写真をベースにした新たな表現・芸術。
あまりのすごさに、普段美術展とかにいっても、めったに買わないカタログを、買ってしまった。
でも、図版の小ささでは、魅力半減どころではない。美術展で大きな写真で初めて「体験」できる感覚があるから、ぜひ行くべし。
【史上最高額の写真家】アンドレアス・グルスキー【画像集】 - NAVER まとめ
現在、史上最高値の写真家。